外資系IT企業への転職を目指すなら、避けて通れないのがLinkedInの活用です。 「英語で登録するのはハードルが高い」「何を書けばいいか分からない」と後回しにしていませんか? 実は、最新のAIツール「Gemini」を活用すれば、英語が完璧でなくても、外資の採用担当者(リクルーター)の目に留まるプロフェッショナルなプロフィールを数分で作成できます。今回はその具体的なステップを解説します。
目次
1. LinkedIn登録:全編「英語」が鉄則な理由
LinkedInに登録する際、最も大切なルールは「すべて英語で記載すること」です。
- 検索に引っかかる: 外資ITのリクルーターは、多くの場合英語のキーワードで候補者を探しています。日本語で書いているだけで、あなたは検索対象から外れてしまいます。
- ブリッジ能力の証明: プロフィールを英語で整えること自体が、前回の記事(【英語×外資IT】完璧主義を捨てて年収を上げる。非ネイティブが重宝される「ブリッジ人材」戦略)でも触れた「英語をツールとして使い、グローバルな環境で働く意思がある」という最初の証明になります。
2. LinkedIn登録の4ステップ
まずはアカウントを作成し、以下の順に情報を埋めていきましょう。 LinkedIn公式ホームページはこちら
- プロフェッショナルな写真: 自撮りではなく、可能な限りビジネス用の清潔感のある写真を選びます。
- Headline(キャッチコピー): 現在の職種だけでなく「Industry Expert | Digital Transformation | Bilingual」など、あなたの強みを掛け合わせで記載します。数が多すぎると怪しい印象になるので、現在の職種ともう1つ加えた2つ程度にしましょう。
- About(サマリー): これまでの実績と、今後何ができるかを簡潔にまとめます。
- Experience(経歴): 各ポジションでの具体的な成果を数字(売上〇%アップなど)を交えて記載します。実際の責任範囲やマネジメント経験も加えてください。
3. Geminiを「専属ライター」として活用する
「About」や「Experience」を英語で書くのは大変ですよね。ここでGoogle Geminiの出番です。
プロフィールサマリーの作成
Geminiに日本語で自分の経歴を伝え、以下のプロンプト(指示文)を参考に依頼してみてください。
[あなたの経歴]
・〇〇業界で〇年の経験
・〇〇というプロジェクトを主導し、〇〇%のコスト削減に成功
・〇〇(特定の技術やツール)の知見あり
上記を基に、外資ITのカスタマーサクセス職の採用担当者が魅力的に感じるような、プロフェッショナルなLinkedIn用Aboutセクション(英語)を3パターン作成してください。文章は簡潔で、行動に基づいた表現(Action-oriented language)を使用してください。
ポジションごとの詳細作成
各経歴(Experience)についても同様です。
[特定の職務経歴]
〇〇株式会社(在籍期間:〇年〇月~〇年〇月)にて法人営業を担当。
主な業務内容:
・新規顧客開拓(年間〇社達成)
・既存顧客の課題ヒアリングとソリューション提案(売上〇〇万円達成)
・〇〇(製品名)のデモンストレーション実施
上記を、具体的なアクションと成果にフォーカスして、簡潔な箇条書きの英語で表現してください。
Geminiが生成した英文をベースにすることで、自然で力強い表現を簡単に手に入れることができます。
4. 情報の「解像度」を上げるLinkedInの使い方
登録が終わったら、情報の「解像度」を上げるフェーズに入ります。
- 理想のポジションのJD(職務記述書)を読み込む: LinkedIn上で自分が志望する企業の求人(JD)を詳しく確認しましょう。求められるスキルや経験に対して、今の自分がいかにフィットしているかを客観的に照らし合わせます。
- 「中の人」の経歴を確認する: その企業で、現在自分と同じポジション(または理想のポジション)に就いている人のプロフィールを検索します。彼らがどのようなキャリアパスを辿り、どのようなスキルを強調しているかを分析することで、自分のプロフィールに足りない要素や、強調すべきポイントが明確になります。
まとめ
ツールは使いこなしてこそ価値があります。 「英語だから」と敬遠せず、Geminiという強力な相棒を味方につけて、世界標準のプラットフォームにあなたの旗を立てましょう。その情報の「解像度」の差が、そのまま年収の差へと繋がっていきます。